仮想通貨取引を法人として行う場合は、まずは仮想通貨の取引所で法人口座を開設する必要があります。
バブルが再び到来中! 仮想通貨に魅せられた経済学者・坂井豊貴教授の波瀾万丈トレードな日々
「爆上げしたときは、ニヤニヤしながら『SUUMO』を見てます。まあ、毎回そのあと暴落して血を吐く思いをするんですけどね」と語る坂井豊貴教授
経済学的に最も合理的な投資は、世界中の株や債券に資産を分散させること。しかし、経済学者でありながら、脇目も振らず仮想通貨に投資している男がいる。再び急騰中の仮想通貨市場の解説に加えて、浮き沈みの激しいトレード生活を語ってもらった。
■モニターに向かって「行け、ビットコイン!」
そこでバブルの行方を聞くべく週プレは、4月中旬、しばしば仮想通貨トレードの様子をTwitterでつぶやいている経済学者の 坂井豊貴・慶應義塾大学教授 に取材をオファーした。しかし取材当日の4月26日、ビットコインは約500万円まで下落していたのだった。
――先生、ビットコインがピークから12日間で200万円ほど下がっていますが。
坂井 (深いため息ののち)はい. 。
――大丈夫ですか!?
坂井 ええ. 。もうチャートをチェックするのはやめて、また高騰する日をただ待っています。チャートを見ると心は乱されるし、注意力が散漫になりますから。チャートさえ見なければ、もっと成功できたんじゃないかなぁ。
――今のところ、利益は出てるんですか?
坂井 ええ、それなりには。私は高騰前に仕込んでいたので、含み益(確定させていない利益)はまだあります。
――ってことは、一時期は利益がスゴかったのでは?
坂井 ちょっと前は、不動産でも買おうかとニヤニヤしながら『SUUMO』を見ていましたね。先日は、興奮しすぎてPC画面の前で「行け、ビットコイン!」と拳を振り上げ、「さあご一緒に!」と家族に言ったらドン引きされました。
――感情の起伏が激しい! で、今は落ち込んでいると。
坂井 今日の私は暗いし、謙虚ですよ。ただ、正直この程度の暴落は何度も経験済み。心が削られるのは日常茶飯事です。
――過去にはもっとツラい経験も?
坂井 そうですね。あれは19年の夏のことでした。当時、レバレッジ取引(手元資金の何倍もの金額を運用できる手法)のために使っていた取引所がハッキング被害に遭ったんです。
――踏んだり蹴ったりですね。
坂井 まあ授業料ですね。人間は失敗しないと学べない生き物ですから。私のようにトレードがへたな人間は、レバレッジをかけたり細かく売り買いするべきではないんです。ビットコインが上がる未来に賭けたんだから、とにかく長期保有して高騰を待つのが一番。ようやく今は勝てるようになりました。
■「投資する理由の半分はヤケクソ」
――そもそも、なぜビットコインの価格が今後も上がると考えられるんですか?
坂井 ビットコインは、価値の保存がデジタル上でできます。これまでの価値の保存手段の代表例だったゴールドは、ずっと価格が上がり続けていますよね。つまり人類は価値の保存手段を常に求めている。ならばデジタル化の時代には、ビットコインもゴールドのように価格が上がり続けるだろうと。
――でも、仮想通貨は政府が発行したお金じゃないから、もしも規制されたら価値が暴落しませんか?
坂井 例えば、アメリカが仮想通貨を禁止するなんてことはないと思います。一般市民だけではなく、アメリカの大企業までもが投資していますから。今後規制が強まっても、その国益を高めるようなものになるのでは。そうなれば、世界各国も似たような動きになるでしょう。だから、国家の規制で仮想通貨が無価値になる可能性は低いと思います。
――なるほど。それでも日本では、仮想通貨を怪しがっている人のほうが多いですよね。
坂井 多いですが、そういう人がいるおかげで、まだ安値なんでしょうね。「ありがとう」と言いたいくらいです。
――まだ安値! では、今はバブルではないと?
坂井 緩和マネーが価格を上げている面はありますが、長期的には値上がりは続くと思いますよ。ビットコインはすでに時価総額が約100兆円ある、世界有数の投資先のひとつです。伝統あるゴールドが1000兆円ほどなのに比べ短期間で100兆円ですから、人間社会に受け入れられるスピードがスゴい。
――半分?
坂井 残りの半分は、ヤケクソです。とにかく、そこに張っている。
――急にギャンブラーみたいな発言!
坂井 だって未来のことなんてわからないですもん。これ、人生と一緒だなぁと思います。未来のことはわからないけど、えいやっと踏み出すものじゃないですか。自分が面白いと思うものに、ヤケクソのように張ったらいいんです。
ボラ(=値動きの大きさ)が小さいビットコインではなく、投機性の高いコインがいい、というギャンブラーのようなツイート
■「仮想通貨トレードは人生に陰影を与える」
――ちなみに、先生はどのくらい仮想通貨に投資を?
坂井 ビットコイン以外にもいくつかのコインを持っていて、すべて合わせるとキャッシュの70%ほどを投資しています。
――すごい資産構成ですね。また暴落する前に利確(利益確定)しておこうとは思わない?
坂井 そもそも、僕は利確って言葉を使いたくないんですよね。皆さんはビットコインが上がっていると言いますけど、ビットコイン基準で考えればむしろ日本円とか法定通貨全般の価値が下がっているんですよ。なんなら爆下げ。
――なるほど。
坂井 だからビットコインを日本円に換えるというのは、利確ではなく、資産の構成を組み替えるだけなんです。
――でも、その点に関していうと、世界中の株や債券に分散投資するのが一番合理的だと、経済学者によって証明されていませんでしたっけ?
坂井 確かに、国際分散投資は非常に優れた投資戦略です。でも、僕にとってはビットコインを買うほうが合理的。なぜなら僕はビットコインのメカニズムをある程度理解したうえで、国際分散投資以上の将来性を信じていますから。競馬にたとえると、勝ち馬を知っている人間が広く薄く馬券を買う必要はない。
――そこまで言うなら、なんだかビットコインを買ったほうがいい気がしてきました。
坂井 うーん、それは推奨しません。読者の皆さんにも、この記事を読んで仮想通貨に飛びつくのはやめてください、と強く言っておきます。興味が出た方は、ぜひその仕組みを勉強してから投資してみてほしいですね。自分が理解していないものに投資すると、価格の変動に狼狽(ろうばい)して、変な売り買いをしがちなんですよ。それで大損しちゃう。
――ちなみに、ビットコインはこれからどのくらい上がると考えていますか?
坂井 未来のことはわかりませんが、10万ドル(=約1100万円)がひとつの目安でしょうか。なお、個人的には、こんなに相場が大きく動くのは今年、来年くらいが最後ではと思っています。
――それはなぜ?
坂井 前にお話ししたように、大企業もビットコインを買い始めていますよね。世界はもうビットコインを見つけてしまったんです。だから、一番ハデに上がる時期はもう過ぎたんじゃないかな。
――まあ、とはいえまだ数百万円は上がると。
坂井 と、理屈上は思うんですが、やっぱり数十万円下がるだけでも毎回ツラいですよ。暴落すると血を吐くような思いがしますし、性格も暗くなる。今日も気がふさいでるし。最近は家族に「もう仮想通貨はやめる」と愚痴って慰められています。
――そこはどれだけ場数を踏んでも変わらないんですね。
坂井 はい。ただ、僕はそのおかしみとか、滑稽さのようなものも含めてトレードを楽しんでいるんです。暴落時に嘆いたり、その悲哀をTwitterで仮想通貨仲間たちと分かち合うのが楽しいんですよ。
――トレードジャンキーの極致とも、深い人生訓とも取れるお言葉をありがとうございました!
●坂井豊貴(さかい・とよたか)
1975年生まれ。慶應義塾大学経済学部教授。米ロチェスター大学で博士号(経済学)取得。著書に『暗号通貨vs.国家 ビットコインは終わらない』(SB新書)ほか。Twitter【@toyotaka_sakai】で苦悩と熱狂に満ちたトレードの日々などを発信中
仮想通貨ビットコイン投資は法人口座がお得?個人投資との違いや税金について解説
仮想通貨取引を法人として行う場合は、まずは仮想通貨の取引所で法人口座を開設する必要があります。
注意すべき点は、すべての仮想通貨の取引所で法人口座開設を認めているわけではないことです。法人取引を行いたい場合は、まず、法人口座開設を認めている取引所を探す必要があります。
Coincheckは、日本の金融庁登録済の仮想通貨の取引所の1つで、法人でも口座開設が可能です。
取り扱い仮想通貨の種類が多い
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH) 時価総額から考える仮想通貨トレード
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- オーエムジー(OMG)
取引画面やチャートが見やすい
2つ目の特徴は、取引画面やチャートが見やすく、取引操作や分析がしやすいことです。
優遇レートの「大口OTC取引サービス」を利用できる
対象者 | 1度に数千万円以上の購入・売却を行うお客様 |
取引通貨 | BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、XRP(リップル)、LTC(ライトコイン)、BCH(ビットコインキャッシュ) |
手数料 | 無料(取引手数料) |
顧客資産はコールドウォレットで保管されている
北米の企業ではビットコイン投資がトレンド?海外企業の購入事例
MicroStrategy(マイクロストラテジー)
引用:Michael Saylor
Square(スクエア)
引用:Square IR
引用:jack
Stone Ridge Holdings Group(ストーン・リッジ・ホールディングス・グループ)
2020年10月13日、米大手資産運用会社のStone Ridge Holdings Group(SRHG)は、1億ドルを超える量のBTC(1万BTC以上)を購入したことをサイト上で公表しました。
NexTech AR Solutions(ネクステックARソリューションズ)
2020年12月29日、拡張現実(AR)の技術開発およびサービス提供を行うカナダのNexTech AR Solutionsは、企業として200万ドル相当のビットコインを購入したことを発表しました。
なぜ2020年は企業の暗号資産市場への参入が増えたのか?
引用:CoinGecko
「*機関投資家が暗号資産を積極的に購入している理由としては、他の資産のボラティリティ(価格変動の度合い)が低くくなってしまったことが一因*として考えられます。ボラティリティが低い金融資産では運用してもリターンが得られないため、ボラティリティが高い暗号資産に投資のターゲットが移っているのです。 実際に、この1年ほどの各金融資産の価格変動率と値上がり率の相関をグラフで表してみたのですが、それを見てもビットコインやイーサリアムなどの暗号資産のほうが、金や株式などの金融商品よりも圧倒的に価格上昇率が高いことがわかりました。 つまり、多少リスクはあっても、「ボラティリティが高くてリターンが多いものほどよく買われている」ということですね。」
出典:ブルームバーグデータより大槻氏作成。ボラティリティは、20/4/1〜20/11/23の株価の標準偏差+平均値。上昇率は同期間の価格上昇率。大槻氏提供
仮想通貨の銘柄でオススメは?失敗しない仮想通貨の選び方
ブロックチェーンとは?
(前略)この技術のポイントは、暗号を使ってデータを厳密なルールの枠組みのなかに収めることである。ブロックチェーンがつくるのは分散型台帳で、すなわち共有される記録やデータベースのようなものだ。
データはそれぞれ、暗号化された鍵によって守られている。ブロックチェーンにデータを足したり、既存のデータを編集したりできるのは、正しいデジタルキーをもっている人だけだ。
これによって、スピードや透明性といったインターネットの利点を、データの不正といった欠点なしに享受できるのである。
出典:WIRED「ブロックチェーンが注目される理由を、たった2分で簡単に説明してみた」より一部抜粋
仮想通貨の選び方
2022年おすすめの仮想通貨
目的別仮想通貨の選び方
仮想通貨チャートの見方
取引所の選び方
仮想通貨取引所と販売所
- 【特徴】ビットコイン取引量日本一の取引所、取り扱いサービスも多く、日本最大規模の取引所でもある。
- 取扱通貨:BTC・ETH・ETC・LTC・BCH・MONA
- 手数料:0.01%
- 入金方法:銀行・クレジットカード・コンビニ・Pay-easy
- 公式サイト:https://bitflyer.jp/
- 【特徴】近畿財務局における仮想通貨交換業者としての登録を行った取引所として信頼が厚い。
- 取扱通貨:BTC・ETH・ETC・LTC・BCH・MONA、
- その他多数手数料:-0.01% 時価総額から考える仮想通貨トレード
- 入金方法:銀行・クレジットカード・コンビニ・Pay-easy
- 公式サイト:https://zaif.jp/
- 【特徴】取扱通貨が多く、ビットコイン以外(アルトコイン)の取引でも人気が高い。
- 取扱通貨:BTC・ETH・ETC・LTC・BCH・FCT・XRP、その他多数
- 手数料:0円入金方法:銀行・クレジットカード・コンビニ・Pay-easy
- 公式サイト:https://coincheck.com/
-
時価総額から考える仮想通貨トレード
- 【特徴】取引所ではなく、GMOが運営する「コインの販売所」なので手数料はやや高め。
- 取扱通貨:BTC・ETH・LTC・BCH
- 手数料:0円入金方法:銀行・Pay-easy
- 公式サイト:https://coin.z.com/
- 【特徴】手数料無料で取引可能、最大25倍のレバレッジが掛けられる取引所
- 取扱通貨:BTC・BCH・ETH
- 手数料:0円入金方法:銀行
- 公式サイト:https://www.min-btc.com/
- 【特徴】全ペア取引手数料ゼロキャンペーンが人気のサイト!
- 取引銘柄:BTC・BCH・ETH・XRP・LTC・MONA
- 手数料:0円入金方法:銀行振込
- 公式サイト:https://bitbank.cc/
- 【特徴】仮想通貨取引のほか、仮想通貨融資も行っている
- 取引銘柄:BTC・BCH・ETH
- 手数料:0円入金方法:銀行振込
- 公式サイト:https://www.btcbox.co.jp/
- 【特徴】サンフランシスコ発祥の取引所だが、日本円で取引が可能
- 取扱通貨:BTC・BCH・ETH・ETC・LTC・XRP・その他多数
- 手数料:0円入金方法:銀行振込
- 公式サイト:https://www.kraken.com/
- 【特徴】金融庁登録・仮想通貨交換事業者第一号のサービス!
- 取扱通貨:BTC・BCH・ETH
- 手数料:0円入金方法:銀行振込
- 公式サイト:https://ja.quoinex.com/
- 【特徴】ビットコイントレードだけに特化した取引所
- 取扱通貨:BTC
- 手数料:0円
- 入金方法:銀行振込
- 公式サイト:https://lemuria-trade.com/
- 【特徴】ビットコイントレードだけに特化した取引所取扱通貨:BTC
- 手数料:0円
- 入金方法:銀行振込
- 公式サイト:https://www.money365.online/
- 【特徴】入金手数料キャッシュバックキャンペーンが人気
- 取扱通貨:BTC・BCH・ETH
- 手数料:0円入金方法:銀行振込
- 公式サイト:https://www.bitpoint.co.jp/
-
時価総額から考える仮想通貨トレード
- 【特徴】操作性、サイトの見やすさで人気の高いサービス
- 取扱通貨:BTC・BCH・MONA
- 手数料:0円入金方法:銀行振込
- 公式サイト:http://www.fisco.co.jp/
- 【特徴】ビットコイントレードだけに特化した取引所
- 取扱通貨:BTC
- 手数料:0円入金方法:銀行振込・Pay-easy
- 公式サイト:https://firex.jp/
coincheck(コインチェック)
coincheck(コインチェック)は取扱通貨の種類が多く、リップルなど、ビットコイン以外の(アルトコイン)の取引でも人気が高い取引所です。
BitFlyer(ビットフライヤー)
bitFlyer(ビットフライヤー)は『ビットコイン取引量日本一』を誇り、TVコマーシャルでもおなじみの取引所です。取り扱いの通貨はビットコイン、イーサリアムをはじめ、日本人の間で人気が高い仮想通貨を多数取り扱っています。
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