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決算書の読み方 損益計算書

決算書の読み方 損益計算書
日本経済新聞社が調査、収集した、全国の上場会社および非上場有価証券報告書提出会社、その他非上場有力会社(営業報告書ベース)の財務データを最大10期分収録。
単独本決算、連結本決算は下記収録項目のそれぞれ6表、単独中間決算、中間連結決算は財務指標を除く5表を収録しています。 参考:
日経テレコン – 新聞・雑誌記事のビジネスデータベース

財務諸表の見方|起業するなら知っておきたい決算書をスラスラ読む方法

「税引き前当期利益」については、「経常利益」に、その会計期間に臨時で発生した損益が加わった利益 です。「経常利益」がマイナスの場合に「特別利益」で、「当期利益」がプラスになっている場合が有りますが、「当期利益」がマイナスになるのを回避する為、資産等を売って特別利益に計上しプラスにしている場合が有ります。その場合は、次の会計期間も本業の収益改善の対策をしないと、「当期利益」がマイナスになる可能性を有りますので注意が必要です。逆に、「経常利益」がプラスで、特別損失が発生した為、「当期利益」がマイナスになっている場合が有ります。

4.貸借対照表(B/S)

4.1貸借対照表で何がわかるか

【流動資産】
これは、決算日から一年以内に、現金化できる資産のことをいいます。現金・預金、売掛金、受取手形、棚卸資産などです。

【固定資産】
これは、決算日から一年を超えて、保有する資産をいいます。

  • 有形固定資産:モノとして形がみえる資産。建物、備品、車両運搬具、土地など。
  • 無形固定資産:法律上の権利。営業権、特許権、借地権、など
  • 投資その他の資産:長期保有目的の株式、長期貸付金など

【繰延資産】
これは、すでに支払った費用ですが、この先も利益を上げることが出来るものを指します。繰延資産に入るものは、株式交付費、社債発行費等(新株予約権発行費を含む)、創立費、開業費、開発費の5つです。

【負債】
これは、返さなければならない会社のお金です。簡単にいうと借金です。

  • 流動負債:これは、決算日から一年以内に、支払わなければならない借金です。支払手形、買掛金や短期借入金などです。
  • 固定負債:これは、決算日から一年を超えて、猶予の有る謝金です。社債や長期借入金などです。

【資本】
これは、2つに分かれています。一つは投資家から集めたお金で、もう一つは会社の利益です。負債と違って、返さなくて良いお金です。

社長の決算書の見方・読み方・磨き方

オーナー社長の困りごとを解決する助っ人として活躍する実力コンサルタント。
大学卒業後、兵庫県の中堅食品メーカーに入社。主に管理部門のキーマンとして活躍、さまざまな経営改革や制度導入にたずさわる。
2005年、儲けの構造を知り尽くした、わが国屈指の名経営コンサルタント井上和弘氏が率いる、株式会社アイ・シー・オー コンサルティングに参画。師匠の井上和弘氏からじかに井上式財務を学び、会社に残るおカネを最大化し体質を強化する財務改善、決算対策、銀行交渉、事業承継、相続問題などで抜群の実績を上げる。
氏の現場のウラのウラを知り抜いた財務ノウハウと、社長と同じ目線に立った懇切丁寧な指導に、経営者から高い評価を得ている。
また、日本経営合理化協会主催「後継社長塾」の副塾長を務め、後継者から〈どんなことでも相談できる頼りになる講師〉として人気を博している。
2014年、株式会社アイ・シー・オー コンサルティング代表取締役社長に就任。
1965年大阪府生まれ。関西大学卒。
主な著作に、井上和弘・古山喜章『社長の経営財務DVD 』( 日本経営合理化協会) など。

目次・まえがき

1.財務を知らずに経営はできない
財務に弱い社長が陥る危機
同じ業種でも業績に差がつく

2.社長はなぜ財務に弱いのか
①数字アレルギー、苦手意識が強い
②わからないことを聞くのが恥ずかしい
③簿記の基本を知らない
④社内に財務を学ぶ機会を奪う人物がいる
⑤現社長が売上至上主義で、せっかく学んでも実践の場がない

3.後をたたない横領事件
不正のパターンはだいたい同じ
数字がわかる社長は大きな不正を防げる
決算書は磨いて作って使うもの

1.決算書の基本
決算書の目的と基本ルールを知る 決算書の読み方 損益計算書
基本ルール〈その1〉
基本ルール〈その2〉
基本ルール〈その3〉

3.貸借対照表の基本的な仕組みをつかむ
貸借対照表の基本
①左側は「資産」、右側は「負債・純資産」
②左右それぞれは、上半身と下半身に分かれます
③貸借対照表の勘定科目がわかりづらい!
④貸借対照表こそが、自社の財務体質を示します

4.決算書は作成者の判断で数字が変わる
決算書は誰が作成していますか?
決算書は誰が見るかで見かたが異なる

1.貸借対照表は金額を面積で表してバランスを見る
2.損益計算書は数値を棒グラフで表して推移を見る
3.製造原価報告書なんて要らない!
4.BSとPLの繋がりを理解する
5.儲けの構造をデュポンピラミッドで見る
6.過去5年分を図にして推移を見る

1.業種によって体型は異なる
2.小売・外食業の場合
3.メーカー・製造業の場合
4.卸売業の場合
5.建設業の場合
6.サービス業(IT、人材派遣、代理代行業など)の場合
7.装置産業(不動産賃貸業、ホテル、病院など)の場合

Ⅱ 分析編 決算書の数字の"読みかた " ~決算数字の正しい経営分析と自社診断

1.損益計算書の読みかたの手順
売上高と5つの利益を見て読む
黒字にしたい利益と赤字にしたい利益を知る
変動費と固定費のバランスを見て読む
損益分岐点を見て読む

2.損益計算書の経費の読み方
原価には何が含まれているのか 決算書の読み方 損益計算書
中小企業の棚卸業務はずさんな会社が多い
[①注目したい経費]労務費
[②注目したい経費]減価償却費
[③注目したい経費]交際接待費と会議費
[④注目したい経費]旅費交通費の日当
営業外損益に計上されるものは何か
特別損失とはどのような経費か
年間キャッシュフロー額(使えるお金)のつかみかた 決算書の読み方 損益計算書
利益が出ているから、お金があるとは限らない

1.貸借対照表の読みかたの手順
まず総資産を見て読む
負債合計と純資産合計を見て読む
流動資産と固定資産の合計を見て読む

2.資産の部の数字の読みかた
現預金をどう読むか
売上債権の管理は十分か
棚卸資産の管理は十分か
投資有価証券の含み益・損はあるか
仮払金・短期貸付金の中身は?
減価償却資産の償却は十分にされているか
土地の含み益・損はないか
電話加入権はまだあるのか
生命保険の簿外資産はあるのか
中身がわからない資産がないか

3.負債・純資産の部の数字の読みかた
純資産の部は資本金とそれ以外でつかむ
自己資本比率はどれくらいか
「資本金を多くすればよい」という考えの過ち
借入金はいくらあるか
借入金はすべて銀行か

1.収益性
2.資産の回転力
3.生産性
4.安定性
5.金融力
[補足]経営幹部と共有したい経営指標
1.企業体力
2.成長性

1.小売・外食業の場合
2.メーカーの場合
3.卸売業の場合
4.建設業の場合
5.サービス業(IT、人材派遣、代理代行業など)の場合
6.装置産業(不動産賃貸業、ホテル、病院など)の場合

Ⅲ 実践編 決算書の"磨きかた" 決算書の読み方 損益計算書 ~決算対策で強い決算書に鍛えあげる

1.銀行は決算書のどの数字を重視するのか
2.雑収入は売上高に計上する
3.役員退職金は特別損失に計上する
4.とにかく臨時の費用は特別損失に計上する
5.売れない在庫は廃棄する
6.年度末の現預金はもちすぎない
7.小口現金をやめなさい 決算書の読み方 損益計算書
8.買掛金・未払金の早期支払いをしてしまう
9.短期貸付金や仮払金を早期に処分してしまう
10.リース資産を貸借対照表に載せない

1.不良売掛金・不良受取手形を落とす
2.売れない在庫は、焼却、売却する
3.全額損金タイプの生命保険に加入し、特別損失に計上する
4.固定資産台帳をじっくり眺める
5.家賃を1年分、前払いする
6.決算賞与を払う
7.特別償却を活用する
8.期ズレに注意する
9.グループ間取引を考える
10.修繕費は見積書と請求書をエビデンスにする
11.設備投資の際には「値引き」の対象に注意する
12.仕掛品の計算方法を見直す
13.資産計上しているが、損金計上できるものはないか?
14.電話加入権を除却・売却する

1.貸借対照表(BS)を面積グラフにする方法
(1)数字は最大4ケタまでに減らし、基礎データを作成する
(2)貸借対照表の面積図を作成する
(3)簿外債務がある場合のつくりかた
(4)純資産(自己資本)の部がマイナス(債務超過)の場合のつくりかた
(5)過去5年分の貸借対照表を面積図にして推移を見る

2.損益計算書のデータのまとめかた
(1)製造原価報告書がない場合
(2)製造原価報告書がある場合のつくりかた

私は税理士でもなく、会計士でもありません。もし資格をもっていたら、このような実戦的な内容は書けなかったでしょう。 決算書の読み方 損益計算書
そんな資格のない私が中小企業の経営者に財務の指導ができるようになったのは、私の師匠である井上和弘先生が生み出した「貸借対照表(BS)面積グラフ」に出会ったからです。
これは私だけではありません。多くの社長から同じような声をお聞きします。
「面積グラフに巡り合えてよかった! このグラフがなかったら、財務のことは相変わらずわからないままだった」「数字だけを見ていたときとは大違いだ!」…
そのような喜びの声を聞くたび、「貸借対照表(BS)面積グラフ」の偉大さを感じます。
数字は図にして見たほうがわかりやすい──それが、本書の基礎となる考えかたです。
もっといえば、図にしなければ、自社の経営課題が一目瞭然でわからない。なのに、「図にしなくてもわかる」という人がいれば、「図に乗るなよ」と言いたくなってしまいます。

それにしても、世の中には財務に関する本があふれるほどあります。
いつになっても、財務の攻略本は、次々と登場します。やはり、わかるようになりたいと多くの社長が思いつつも、簡単には攻略できないようです。
まず、会計用語に困惑します。
「貸借対照表」「貸方」「借方」という、財務の入り口の言葉が難しい。これだけで、財務の門をくぐりたくなくなります。
「よし! 決算書の読み方 損益計算書 財務を勉強しよう!」と意気込んでも、最初に手に取った本に、難しい経理用語や会計の仕訳ばかりが出てくると、 常人にはついていけません。それだけで、「財務はやっぱり難しい」と、苦手意識をさらに高めてしまいます。
タイトルには、いずれも、「誰でもわかる!」「みるみるわかる!」「はじめてでもカンタン!」などとあります。私も仕事柄、手に取ったり買ったりしますが、本当にわかりやすいなと思える本には、なかなか出会えません。
とくに、どこそこの教授、会計士、税理士などという方が書かれた本は、とっつきにくいものが多いものです。資格者目線で難しい言い回しが多く、エリート意識の表れじゃないかと感じるほどです。
面白い事例や、あるあるネタを書いたら権威が落ちるとでも思っておられるのかもしれません。というより、そもそも、そのような方々は、経営の現場のことをご存知ない。現場で起こるさまざまな財務上の問題を自分で解決したことがほとんどないのです。
だから、やたら専門用語を使って財務を伝えようとします。しかしそれではわからない。なぜなら、それらは社長が日常的に使う言葉ではないからです。同じ日本語であるけれども、社長にとってはまるで別世界の言葉なのです。

そもそも、社長に必要なのは、資格に必要な知識ではありません。社長に必要な財務を説く場合には、経営実務の言葉に翻訳していく必要があります。
社長が使いなれた言葉、聞きなれた話、思い当たる実話、見なれた図などでの翻訳が必要なのです。いわば、経営者の生活言葉への翻訳です。それは、書き手が経営の現場を知らないとできないのです。
その点、私はありがたいことに、経営の現場が財務の力を高める道場でした。それも、中小企業ばかりです。
私には、税理士や会計士の資格はありません。しかし、経営者の生の声や実態は、資格者以上に吸収してきました。財務のことを経営者目線で翻訳するための実話や情報・経験においては、現場を知らない専門家より圧倒的に豊富だと自信をもって言えます。
この本は、資格がない私だからこそ書けた、社長のための財務の本なのです。
読後、「なんだ、財務ってそんなに難しくないんだ!」と多くの社長に思っていただければ、嬉しいです。

他社の決算書を見たい!取得する7つの方法

他社の決算書を見たい!取得する7つの方法

決算書を見る人1.決算書の読み方 損益計算書 経営者
決算書を見る人2.税理士
決算書を見る人3.金融機関
決算書を見る人4.信用保証協会
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決算書を見る人7.機関投資家、個人投資家、証券会社
決算書を見る人8.信用調査会社
決算書を見る人9.社員
決算書を見る人10.取引先
決算書を見る人11.株主

参考:
決算書は誰が何の目的で使うもの?11の立場と目的

決算書入手方法1.EDINETで閲覧する

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日経財務情報|いますぐわかる日経テレコン

日本経済新聞社が調査、収集した、全国の上場会社および非上場有価証券報告書提出会社、その他非上場有力会社(営業報告書ベース)の財務データを最大10期分収録。
単独本決算、連結本決算は下記収録項目のそれぞれ6表、単独中間決算、中間連結決算は財務指標を除く5表を収録しています。

参考:
日経テレコン – 新聞・雑誌記事のビジネスデータベース

全市場を合計すると、2013年度末時点で3,542社が上場企業です。

法人企業は約170万社のうちの3,542社ですので、割合は0.21%と思ったよりも高い数字です。企業数で考えると412万8215社のうちの3,542社ですので、割合は0.09%になります。

参考:
日本の企業数、倒産件数、赤字会社の割合、上場企業数など

決算書入手方法6.信用調査会社に依頼する

決算書入手方法7.株主、債権者の権利で閲覧する

株主及び債権者は、株式会社の営業時間内は、いつでも、次に掲げる請求をすることができる。ただし、第二号又は第四号に掲げる請求をするには、当該株式会社の定めた費用を支払わなければならない。

一 計算書類等が書面をもって作成されているときは、当該書面又は当該書面の写しの閲覧の請求【関連:施行規則第二百三十四条】

二 前号の書面の謄本又は抄本の交付の請求【関連:施行規則第二百三十六条】

三 計算書類等が電磁的記録をもって作成されているときは、当該電磁的記録に記録された事項を法務省令で定める方法により表示したものの閲覧の請求【関連:施行規則第二百二十六条】

決算書の読み方 損益計算書

四 前号の電磁的記録に記録された事項を電磁的方法であって株式会社の定めたものにより提供することの請求又はその事項を記載した書面の交付の請求

他社の決算書を手に入れる方法まとめ

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【ためし読み版】世界一楽しい決算書の読み方 〜損益計算書編(P/L)〜

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<ヒント>
・それぞれのビジネスで、どのような原価と販管費が発生するかを考えてみましょう。
・損益計算書の費用は「企業の戦略」が反映されます。たとえば、同じ原価の商品でも単価が高い商品の場合、原価率は下がります。一方、単価が低い場合は原価率が上がります。このように、値付けの仕方によっても原価率は変わります。
・販管費の大きさにも、企業の戦略が反映されます。たとえば、営業を多く雇って販売する戦略を取る企業は「人件費」が大きくなりますし、テレビCMを沢山打つ企業は「広告宣伝費」の項目が大きくなります。

正解は、②化粧品業です。これは化粧品メーカーの資生堂のP/Lでした(※2017年12月期における資生堂のP/L数値を使用)。

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1.Theme 1 原価率の数字マジックに騙されるな

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なぜこうなるのかというと、セブン-イレブンの売上高には「フランチャイズ(FC)」と「直営店」両方の収入が表示される一方で、原価ついては直営店分しか表示されないからなんです。

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2.Theme 2 P/Lから企業の販売先を特定できる?

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主要ブランドである「コメダ珈琲店」は全860店のうち835店がフランチャイズであり、私たちが利用しているコメダ珈琲店の97%がフランチャイズということになるのです。

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売上高の内訳を見ると、メイン収入は卸売収入です。次いで、リース収入となっています。ここにロイヤリティ収入という項目は見当たりません。この売上高の内訳に、コメダHDのビジネスの秘密が隠されています。

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3.Theme 3 企業の成長ドライバーを見抜け

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<ビジネスモデルからP/L構造を考えてみる>

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企業分析や企業の財務諸表を読む面白さが少しでも伝えられることができましたら幸いです!

書籍の本編には全部で16問の会計クイズが掲載されています
今回は損益計算書が中心でしたが、その他にも、貸借対照表、キャッシュフロー計算書、複数の計算書を組み合わせた複合問題と豊富に用意しています。

クイズを通して問題を解き進めていくと、自然に決算書への苦手意識がなくなり、気づいたら決算書が読めるようになっているという構成で本を制作しました。

決算書の見方の基本~中期経営計画には不可欠な知識

経営

決算書とは何か

1.決算書「貸借対照表」の見方の基本

B/S (Balance Sheet)ともいい、 決算日現在の会社の資産や負債 を示します。
貸借対照表は、「資産の部」と「負債・純資産の部」の2つに大きく分けられます。

1つ目の「資産の部」は、会社が所有する資産の明細で、流動資産と固定資産に分けることができます。流動資産には、現金・預金、棚卸資産以外に受取手形や売掛金など一年以内に現金化できる資産が含まれます。
一方、固定資産は、一年を超えて保有するであろう資産で、建物や士地のような不動産は、その典型です。

2つ目の「負債・純資産の部」は、負債や純資産の明細です。
負債とは返済すべき資金をいい、純資産とは原則、返す必要のない、株主からの出資や過去の利益の蓄積などのことをいいます。
負債は、資産と同じように流動負債と固定負債に分類することができます。流動負債とは一年以内に返済予定の資金をいいます。固定負債とは一年超にわたって返済予定の資金です。

2.決算書「損益計算書」の見方の基本

P/L (Profit and Loss Statement)ともいい、 一会計期間で会社がどのようにして、いくら儲けたか を示します。
損益計算書では、会社の売上高を、以下(1)~(5)の5種類の利益に段階的に分解し、「どのように儲けたか」を示します。

(1) 売上総利益
売上高から売上原価を引いたもので、「商品または製品そのものの付加価値(=商品力)」を表します。

(2) 営業利益
売上総利益から「販売費および一般管理費」を控除したものが営業利益で、その会社の「本業の儲け」とみることができます。

(3) 経常利益
営業利益に、受取利息、受取配当金、雑収入、および、資金調達コストというべき支払利息など、「本業とは直接関係のない損益項目」を加減したものが経常利益で、「経常的な企業活動で稼いだ儲け」とみることができます。

(4) 税引前当期純利益
経常利益に「臨時的」な利益または損失(例えば、保有有価証券や保有不動産の売却損益等)を加減して算出されます。

(5) 当期純利益
税引前当期純利益から「法人税等」を差し引いた利益で、会社が一定期間に生み出した最終的な成果といえます。

3.「貸借対照表」と「損益計算書」の関係

4.決算書「キャッシュフロー計算書」の見方の基本

そこで、 一期間の会社の資金の流れ を明確化するためにできた計算書が、このキャッシュフロー計算書なのです。

キャッシュフロー計算書では、会社の資金の流れを、
・本業で儲けた資金を表す「営業活動によるキャッシュフロー」
・設備投資や設備等の売却を表す「投資活動によるキャッシュフロー」
・借り入れや返済を表す「財務活動によるキャッシュフロー」
の3つで示します。

アタックスグループ 代表パートナー 株式会社アタックス・ビジネス・コンサルティング 代表取締役会長 公認会計士・税理士 林 公一 1987年 横浜市立大学卒。KPMG NewYork、KPMG Corporate Finance株式会社を経て、アタックスに参画。KPMG勤務時代には、年間20社程度の日系米国子会社の監査を担当、また、数多くの事業評価、株式公開業務、M&A業務に携わる。現在は、過去の経験を活かしながら、中堅中小企業のよき相談相手として、事業承継や後継者・幹部社員育成のサポートに注力。 林公一の詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。

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