チャートには、投資家の売買がそのまま表示されます。
そのため、チャートに表示される価格は、ニュースや事件の結果も織り込んだ上での価格なのです。
筆者は、これまでにチャート分析で不思議な経験をしたことが何度もあります。
【特集】 そんなことも知らないのと言われた「ダウ理論」で、ソフトバンクG株にリベンジ
レブルさん(ハンドルネーム・30代・男性)のプロフィール:
サラリーマンから専業投資家に転身したばかりの若手トレーダー。東海地区在住。2016年に数百万円で株式投資を始め、5年足らずで資産10倍化を達成する。現在は株式の他、為替、商品、仮想通貨など様々な資産クラスを手掛けるオールラウンダーで、株式もデイトレーダーを基本とし、スイング、長期などバラエティに富んだ手法を加えてリターンを得るのが得意。最近はコロナ大暴落前に相場の違和感を察知し、最終的にはノーポジション状態に。保有資金の多くを傷めず温存できたため、それをFXのデイトレ等に活用し、わずか2カ月程度でコロナ暴落直前から資産を4倍に膨らませる。平日は毎日行っているツイキャスが好評で、ファンが増加中。
レブルさんはこのスイング投資で「 ダウ理論 」と呼ばれる6つの基本法則を基本に据えている。同理論は、米国の主要指数であるダウ工業株30種平均を考案したチャールズ・ダウが提唱する法則だ。
一方のレブルさんがテクニカルを重視するのは、 ファンダメンタルズ派の行動を尊重しているがゆえ だ。どういうことなのか?
最近で最適な時期となったのは、2017年のような 全体相場の地合いが強い時期 だ。反対に弱い相場ではさほど向かないとみる。
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ダウ理論を使って株価トレンド、転換を見極め投資を成功させる方法
下図は、エリオット波動の「上昇5派、下降3派」の図解に、ダウ理論の3段階の主要トレンド(先行期・追随期・利食い期)を重ねたものです。
- エリオット波動 第1波: ダウ理論 先行期の買い
- エリオット波動 第2波: ダウ理論 先行期の調整局面
- エリオット波動 第3波: ダウ理論 追随期の買い
- エリオット波動 第4波: ダウ理論 ダウ理論とは 追随期の調整局面
- エリオット波動 第5波: ダウ理論 利食い期の買い
- エリオット波動 A波: ダウ理論 利食い期の売り(トレンド転換)
平均は相互に確認されなければならない
- 「工業の生産増加が見込まれるから工業株が上昇する」
- 「工業製品が増えれば、それを運ぶ運輸業が活性化するため運輸株も上昇する」
トレンドは出来高でも確認されなければならない
つまり、出来高を伴ってトレンドが発生した場合、それだけ多くの人が同じ判断(買い or 売り)をしたと考えられますので、とても信憑性が高いと言うことができます。
トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
つまり、上記の状態が続く限りトレンドは継続しているということであり、逆に、上記の状態が崩れたとき(転換シグナル)にトレンドは終了したと判断されます。
ダウ理論を実際のトレードで使うには?
トレンドの転換シグナルを確認する
- 上昇トレンドであれば、買いでエントリー
- 下降トレンドであれば、空売りでエントリー
トレンドが転換するということは、その後に新しいトレンドが発生する可能性があるということですので、転換シグナルを見つけることで、トレンドの初動が見つけやすくなります。
トレンドの先行期を確認する
この3つが確認できたら、それが「上昇トレンドの先行期」であると判断できます。
トレンドの追随期の波に乗る
したがって、トレード経験の浅い人は、そのリスクを抑えるために「先行期」を確認した後の「追随期」でエントリーした方が良いでしょう。
実際のチャートでダウ理論を確認してみよう
ただし、出来高は取引が終了するまで多いか少ないか分かりませんので、出来高を確認する前にエントリーする場合は、注意しましょう(直近高値を超えてから出来高が増えることが多い)。
ダウ理論にもとづいてチャートを分析することによって、現在、どのような相場の状況であるのかを把握することができるようになり、その状況に合ったテクニカル指標と合わせて使うことで、より適切な判断ができるようになります。
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【基礎編】ダウ理論をサクッと学ぶ。絶対に覚えておきたいテクニカル分析の基礎とは?
テクニカル分析
今回のFXブログは、テクニカル分析の基礎「ダウ理論」についてのお話。
あくまでも基礎理論なのでついつい軽視されがちですが、ダウ理論は あらゆるテクニカル分析の基礎になる要素 です(´ー`)
この記事では、FX歴14年のORZ(おつ)の経験則も踏まえて 絶対に覚えておくべきダウ理論の基礎 を解説していきます!
そもそもダウ理論ってなんぞ?
- 高値、安値が両方とも切り上げていくことで上昇トレンドとなる
- 高値、安値が両方とも切り下げていくことで下降トレンドとなる
- 高値、安値の切り上げ、切り下げが逆転することでトレンドの転換となる
このように、ダウ理論ではトレンド相場を定義する際に 高値・安値の切り上げ・切り下げ を特に重要視しています(・∀・)
- 高値、安値が切り上がっている赤いライン部分が 上昇トレンド
- 四角で囲ってある部分で高値を切り上げられず、安値が切り下がっているので 転換
- そのあとの青いラインは高値、安値が切り下がっているので 下降トレンド
このように、トレンドを 「上昇」「転換」「下降」 という3つのフェーズに分けて考えます。
この辺りはFXの超基礎知識なので、すでにご存知の方も多いかもしれませんね(´ω`)
ダウ理論を知ると、トレンド相場が見えるようになる!
- 相場の値動きは全ての材料を織り込む
- 相場のトレンドには3つの波がある
- トレンドは3つの段階を形成する
- トレンドは複数の指標によって確認されるべき
- トレンドは出来高にでも確認されるべき
- トレンドは明確な転換シグナルまで継続する
1.相場の値動きは全ての材料を織り込む
ダウ理論の根底には 市場価格は全ての事象を織り込んでいる という考えがあります。
「なんのこっちゃ(´ー`)」という方に順を追って説明すると、まず「相場の値動き」というものは「通貨の価値」の変動であり、基本的には投資家たちの 買いたい ・ 売りたい という需要と供給のバランスで動いています。
【ドル円相場 1時間足】
つまりメチャクチャ簡単に言うと、 「チャートに全部反映されてるんだから過去〜現在のチャートを分析すれば今後の値動きを予測できるんじゃね(゚∀゚)?」 ってことですね。
ちなみにこれは テクニカル分析の元となった理論 です^^
2.相場のトレンドには3つの波がある
- 1年から数年続く「長期・メイントレンド」
- 数週間から数ヶ月程度の「中期・二次トレンド」
- 1時間から数週間の「短期・小トレンド」
このことから、相場には “小さい流れは大きな流れに引っ張られやすい” という特徴があります(・∀・)
そのためまず チャートには長期・中期・短期という3つの流れがある ということを理解し、トレードの際はそれらの関係性を意識することが非常に大切。
このような負けをできるだけ回避するためには、 常に自分が短・中・長期のどの波に乗ってトレードしているのかを意識すること が大事(´ω`)
ちなみにこういった時間足の関係性を基により多角的に相場を分析する方法を 『MTF(マルチタイムフレーム)分析』 と言います(・∀・)
3.トレンドは3つの段階を形成する
さて、3つ目はサクッといきましょう(σ・∀・)σ
この3つ目の理論は トレンドの構成要素 って感じですね。
ダウさんはトレンドは 先行期・追従期・終焉期 という3つの段階があると説いています。
- 先行期…上手い投資家が仕掛ける時期。後から見てトレンドの天井や大底になる部分。
- 追従期…色々な投資家が先行期の流れに乗っかってくる時期。トレンド真っ最中の部分。
- 終焉期…先行期で仕掛けた投資家が利食いする時期。トレンドの終わりの部分。
トレンドというのはその言葉通り 「ブーム(流行)」 のことなので、まずはイケてる人たちが先取りし、そのあと流行に敏感な人〜普通の人がどんどん追従して、みんながブームだ!ってなっている時にイケてる人たちはもう次のトレンドを追い始めてるって感じですね!
FXは利益の大きさを競う競技ではないし、ORZ的には しっかりと確立された流行(追従期)に乗って、終焉がくる前にササッと売り抜ける くらいがちょうど良いのかなと考えてますね。(実際にそうしてますし♪)
6.ダウ理論とは トレンドは明確な転換シグナルまで継続する
トレンドというのは、投資家の間で売り買いのブーム(流行)が消えない限り “続いていくもの” です。
明確なトレンドでも上の画像のようにちょいちょい戻ってくる (赤丸の部分) ことはありますが、何せ 利益を引っ張りやすい (´ω`)
何かしらのキッカケで トレンド(ブーム) になっているわけなので、その要因が否定されたり、元々ブームに乗ってた投資家たちが決済するまで基本的にトレンドは続きます。
んじゃあその「転換のシグナル」はどこなのかというと、ダウさん的には先ほど1つ目の理論で説明した トレンドの定義 が崩れたところであると唱えています(・∀・)
- 高値、安値が両方とも切り上げていくことで上昇トレンドとなる
- 高値、安値が両方とも切り下げていくことで下降トレンドとなる
- 高値、安値の切り上げ、切り下げが逆転することでトレンドの転換となる
【画像付き】ダウ理論を分かりやすく解説!6つの基本原則から注意点まで
一方で、チャート分析はどうでしょうか?
チャートには、投資家の売買がそのまま表示されます。
そのため、チャートに表示される価格は、ニュースや事件の結果も織り込んだ上での価格なのです。
筆者は、これまでにチャート分析で不思議な経験をしたことが何度もあります。
たとえば、FXのチャート分析を行い、強い上昇トレンドがそろそろ終わるという予測を立てたことがあります。
ただ、ニュースや新聞を見ても、価格が下落すると予想している評論家はほとんどいませんでした。
ところが、そのような時に経済指標の結果が想定よりも悪かったり、選挙などで大衆が想定していない結果が出たりしたのです。
1-2. 2.トレンドは短期・中期・長期の3つに分類される
ダウ理論の第2原則は、トレンドは短期・中期・長期の3つに分類されるです。
これは、トレンド相場が3つの段階に分かれていることを表します。
トレンドの種類 | 期間 |
---|---|
短期トレンド | 3週間未満 |
中期トレンド | 数週間~数か月 |
長期トレンド | 1年~数年間 |
トレンドは必ずしも一方向に動き続けるわけではありません。 ダウ理論とは
どんなに強いトレンドでも、細かく見ると上下を繰り返しながらトレンドが発生しているからです。
そのため、日足を見ると上昇しかしていないように見えても、5分足や1時間足を見ると上昇だけでなく下落も発生しています。
1-3. 3.主要なトレンドは3つの段階から形成される
まず、 先行期 は、レンジ相場からブレイクして上昇トレンドが開始したケースや下落トレンドから反転上昇しはじめたケースを表します。
先行期の段階では、まだ一部の投資家のみが買いポジションを持っている状態です。
利食い期 になると、先行期で買っていたトレーダーは、既に利益を決済しています。 ダウ理論とは
したがって、段々と上昇スピードが遅くなり、トレンドが転換する可能性が高くなります。
1-4. 4.価格は相互に確認される必要がある
第4原則は、価格は相互に確認される必要があるです。
ぱっと読んでもよく意味が分からない方も多いのではないでしょうか?
為替に限らず、「●●の価格が上がれば、●●の価格が上がりやすい」という相関性に着目していれば、トレードの幅も広がるでしょう。
1-5. 5.トレンドは出来高でも確認されなければならない
5つ目の原則は、トレンドは出来高でも確認されなければならないです。
チャートの値動きだけでは、トレンドが本当に長く続くのかは分かりません。
本格的なトレンドかどうか見極めるためには、出来高も確認しましょう。
その理由は、トレンドのような強い値動きが起きる時には、出来高が増えやすいから。
1-6. 6.トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
第6原則は、トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続するです。
トレンドは、上の図のように高値や安値の切り上げや切り下げが起きている限り、継続します。
なぜなら、価格の上昇は、高値更新し続けることが前提だから。
さらに、直近安値も割れた場合、安値の切り上げも止まるので、トレンドが転換した可能性が高くなります。
したがって、上昇トレンドでも直近安値を割れた場合は決済してください。
2. ダウ理論におけるトレンドとは?
2-1. 上昇トレンドの値動き
上の図を見てください。
高値と安値をそれぞれ切り上げていますね。
高値と安値を切り上げている限り上昇は続くので、まだ買い目線で問題ありません。
2-2. 下降トレンドの値動き
2-3. ダウ理論通りにトレンドが発生するケースは多いの?
USD/JPY | BTC/JPY | |
---|---|---|
日足でダウ理論のトレンドが出た回数 | 4回 | 5回 |
1時間足でダウ理論のトレンドが出た回数 | 11回 | 11回 |
3. ダウ理論を使う際の4つの注意点と対策
- だましも多いので、他の指標とも併用すべき
- 使用する時間軸によってはトレンドの判断を見誤る
- シグナルが遅い
- どこを高値と安値にするかの判断がやや難しめ
3-1. 1.ダウ理論とは だましも多いので、他の指標とも併用すべき
- サポートラインやレジスタンスライン
- トレンドライン
- ボリンジャーバンド
- プライスアクションや酒田五法
3-2. 2.使用する時間軸によってはトレンドの判断を見誤る
3-3. 3.シグナルが遅い
ダウ理論の欠点はシグナルが遅いこと。
そして、B地点で買った後、トレンドが完全に転換するD地点で決済したとします。
ただ、D地点は、最高値のC地点からは2.7円も離れています。
なんだか、損をした気分ですね。
ダウ理論の使い方
テクニカル分析の原点といわれている。ダウジョーンズ社を設立しダウ平均株価(12種類の工業株平均と20種類の鉄道株平均からなる)を考案したチャールズ・ヘンリーダウ氏が発見した。
平均した株価のトレンドに着目すると、長期トレンド、訂正トレンド、短期変動の3つに分解できるとする。
長期トレンドは1年から数年続く大きな株価のトレンドをあらわすラインで、上昇トレンドと下降トレンドがある。
訂正トレンドは、長期トレンドの向きとは反対に数週間動く株価の動きをあらわす。
訂正トレンドの変動幅をトレンド・チャンネルという。
下落している訂正トレンドの底を結んだ線、すなわち安値と安値を結んだ線を上昇トレンド、上昇している訂正トレンドの天井を結んだ線、すなわち高値と高値を結んだ線を下降トレンドという。
長期トレンドは出来高を伴って始まり、明確な反転シグナルが出るまで続く。反転シグナルは上昇トレンドにおいては、前回の高値を超えずに反転し前回の安値を下抜けた場合をいう。下降トレンドでは、前回の安値を下抜けず前回の高値を超えた場合をいう。
短期変動は数日から数週間程度の株価の動きを言う。
ダウ理論では、株価が上昇トレンドを描いている強気市場と下降トレンドを描いている弱気市場を、3つの局面に分割する。
強気市場の第一段階は、多くの投資家が悲観に暮れる中で、先見性を持つ投資家だけが買い始める時期で株価がゆっくりと上がっていく。強気市場の第二段階は、多くの投資家が買い始める時期で大きく株価が伸びる時期、第三段階は、情報が一般の人にも知れ渡り投資経験の浅い個人投資家も含めて最後に買いが殺到する時期の3つにわけることができるとする。
この3つの局面は、相場の格言「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」で表すこともできる。
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